クワガタが羽化する時間はどのくらいかかる?管理方法や注意点を解説
クワガタがそろそろ羽化するはずなんだけど、どのくらい時間がかかるのかな?待ち遠しいなぁ~
クワガタの飼育で、幼虫から飼育をしていると早く成虫になってほしいと考えてしまいますよね。
そこで気になるのが、「羽化までどのくらいの時間がかかるのか?」といった疑問が出てくるはずです。
この記事では、幼虫から羽化するまでの流れについて紹介していきます。
もし、羽化まで時間が気になる方以外にも、幼虫から羽化するまでの流れについて知りたい方にも参考になる内容になっています。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。
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- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
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クワガタが羽化するまでの時間とは?
クワガタが羽化するまでの時間はどのくらいかかるのかな?
幼虫から羽化する時間(期間)は、クワガタの種類や飼育環境によって異なります。
例えば、オオクワガタの場合では、卵から孵化し幼虫から成虫になる期間はおおよそ10ヶ月~1年程度が一般的になります。
ただし、飼育している環境の温度が高い場合は、早く羽化することもあります、逆に温度が低い場合は、羽化までの時間がさらに伸びることもありますよ!
また、オス♂よりもメス♀のほうが早く羽化をする場合が多いです。
菌糸ビンを使った場合は、マット飼育しているクワガタよりも早く羽化する傾向にあります。
》クワガタの菌糸ビンって何だろう?幼虫が死亡するリスクもある
小型種のクワガタ(パプアキンイロクワガタやメタリフェルホソアカクワガタなど)だと、半年で羽化することもめずらしくありません。
このようにクワガタの種類や温度によって羽化までの時間は変わってきます。
ちなみに、蛹(さなぎ)から羽化までの期間は、おおよそ4~8週間程度です!
クワガタが羽化する時期について
羽化する時期は決まっているの?
クワガタが羽化する時期は、種類によって異なりますが、一般的には夏から秋にかけての時期になります。
春先に羽化する種類もいるため、具体的な時期を知るには、そのクワガタの種類を確認する必要があります。
また、羽化するタイミングは、幼虫期から蛹期にかけての成長の状況や環境条件、気温や湿度などによっても変わることがあります。
クワガタが羽化するまでの管理方法
幼虫期から成虫になるまでの管理方法について解説をします。
カブトムシやクワガタだけに言えることではありませんが、まず一番大切なことは温度管理になります。
種類によって異なりますが、ほとんどの場合は21~26℃で管理することが望ましいとされています。
温度が幼虫に適さない場合は、成長が遅れることや蛹化(ようか)がうまく進まなかったりする場合があります。
温度管理はカブクワの飼育に重要なんです!
さらに、温度だけでなくエサとなる発酵マットや菌糸も重要になります。
カブトムシやクワガタの種類によって好んでエサは異なり、合わないと全く食べてくれずに成長をすることができません。
なんだかいろいろ考えることがあって飼育って難しいね。
意外とカブトムシやクワガタの飼育は奥が深いですよ笑
発酵マットや菌糸ビンは、各メーカーよりいろんな種類が販売されていて、「どんな物を使えばいいかわからない」といった悩みを抱えている方も多くいると思います。
飼育者の考え方次第でどんな物を使うかは、変わってきます。
発酵マットを使う飼育者もいれば、菌糸ビンを使う飼育者もいます。
もっと細かく見ていけば、発酵マットの粒子の大きさや添加剤の有り無しなど追及をしていくと、どこまでもこだわれます。
そこがカブトムシやクワガタの飼育の醍醐味でもあります!
おすすめの方法としては、2~3種類まずは使ってみて、その中から合うものを選んでみましょう。
「さらに大型のカブトムシやクワガタを目指したい」と思うならば、もっといろんなエサを試してみるといいでしょう。
》クワガタのマットおすすめを紹介!交換時期はいつがいいのか?
管理方法で重要なこと3つ目は、飼育ケースのサイズ感です。
温度管理をしっかりして、どんなにいいエサとなる発酵マットを与えても、飼育しているケースのサイズ感が合っていないと成長をうまくすることができません。
狭い空間で育ったクワガタは、上手に成長できなくなるだけでなく、羽化をする際にキレイに羽化できないこともあります。
羽化をきれいにすることができないことを『羽化不全』と言います!
幼虫の成長に合わせて、飼育するケースは適切なものを選びましょう。
》これ以外ありえん!カブクワ飼育ケース幼虫~成虫別におすすめを紹介
クワガタが羽化をする際の注意点
クワガタが羽化する際に気を付けることはある?
いろいろありますが、一番重要なことは、そっと見守ることです。
蛹が気になってしまい、飼育ケースを揺らしたり振ったりは絶対しないことです。
できる限り、そっと見守る程度にしてあげましょう。
また、羽化したからといって、すぐに触るのもNGです!
カブトムシやクワガタは、羽化したての体はまだ固まっていません。
↑↑羽化したてのニジイロクワガタ!まだ体の色が白い
羽化して1ヶ月程度は体が完全に固まりきらないので注意しましょう!
体が固まっても、カブトムシやクワガタはすぐに行動したり、エサを食べることはありません。
エサを食べないと死んじゃうんじゃないの?
恐らくほとんどの人は、こう考えますよね。
ですが、カブトムシやクワガタは体が固まっても、体の内部はまだまだ未完成で、ゆっくりと時間をかけて体を作っていきます。
この期間を『休眠期間』と言います。
↑↑休眠しているギラファノコギリクワガタ
休眠期間はクワガタの種類や気温などで変わりますが、半年以上休眠する個体もいれば、1ヶ月くらいでエサを食べ始める個体もいます。
休眠期間中の管理は、水苔(みずごけ)がおすすめ!
ちなみに、エサを食べ始めることを『後食(こうしょく)』って言います。
エサを食べ始めたら、活動開始の合図と思ってくださいね。
クワガタ羽化時間‐まとめ
クワガタの羽化の時間(期間)についてお伝えしてきました。
結論から言うと、幼虫から羽化するまでの期間については、種類や飼育している温度などに左右されます。
筆者が飼育しているクワガタは、半年から1年程度が多いように感じます。
蛹になってから羽化までの期間は、4~8週間程度になります。
ミヤマクワガタは、幼虫から羽化するまで約2年ほどかかります。
また、羽化後は休眠するため、すぐに活動をするわけではありませんので気を付けましょうね。
幼虫から育てると、羽化が待ち遠しいですが、そっと見守ることが大切になります。
それでは、カブトムシやクワガタの飼育を楽しんでくださいね!
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