『超初心者向け』クワガタを長生きさせる8つの方法を完全解説
クワガタを長生きさせる方法について知りたいな。大切に育ててきたから長生きしてほしいよ。
生き物を飼育していると長生きしてほしいと思うのは当然かもしれませんね。
ただ、人とクワガタは会話ができないので「長生きしてほしい」と伝えたくても伝えられないもどかしさがあります。
そのため、クワガタやカブトムシを長生きさせるには、飼育者が長生きをさせる方法を考えながら飼育しないといけません。
この記事では、クワガタやカブトムシを長生きさせる8つの方法をお伝えしていきます。
長生きさせる方法は飼育初心者でも簡単にできる方法なので、ぜひ試してみてくださいね!
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
お近くの方は直接手渡しも可能ですので、ぜひご覧になってくださいね!
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クワガタを長生きさせる8つの方法
クワガタを長生きさせる方法を早く教えてよー
クワガタを長生きさせる方法は下記、8つがポイントになります。
◇クワガタを長生きさせるポイント
それぞれ詳しく解説していきます。
1.温度管理に気を付ける
クワガタを長生きさせる方法として、温度管理は必須になります。
温度管理ができないと、長生きさせるどころかすぐに亡くなってしまいます。
どのくらいの温度がいいのかな?
温度管理は、ほとんどのクワガタの場合21~26℃で飼育してあげることが理想とになります。(+-2℃の前後は問題ありません)
ただし、クワガタの種類によって管理温度が異なることもあります。
外国産のクワガタは日本の気候と違うことから、管理温度が変わることもめずらしくないんですよ!
購入するときはしっかりと調べてから購入を検討しましょう。
温度管理で特に注意してほしいのが暑さになります。
30℃を超えるような環境では、長生きはできません。
クワガタはある程度の寒さなら耐えることができますが、暑さにはかなり弱いです。
可能であれば、夏の暑い時期はエアコンで管理することが、もっともいい方法になります。
ですが、中にはそういった環境がない場合もあるでしょう。
その場合は、日陰で風通しが良い場所で飼育してあげてくださいね。
それでも暑い場合は、対策をする必要があります。
詳しくはこちらの記事をご覧ください。
2.乾燥は大敵
クワガタを長生きさせる方法2つ目は、乾燥をさせないことです。
すべての生き物に共通しますが、水分がないと生きていけません。
クワガタやカブトムシは乾燥に強い傾向にありますが、乾燥しすぎはよくありません。
水分が足りないと、符節(ふせつ)がとれたり最悪の場合、亡くなることもあります。
※符節とは、手足のかぎづめ部分のことを指します
どうやって乾燥から守ればいいの?
クワガタやカブトムシは気門(きもん)と呼ばれる呼吸をする部分がお尻あたりにあり、そこから水分を体内に取り入れています。
なので、飼育ケース内を湿らせておくことが大切と言えます。
加水方法としては、飼育ケースのマットが乾燥してれば、霧吹きを使い加水をしてあげましょう。
ただし、
べちゃべちゃするほど水分を与える必要はありません。
軽く湿っていればオッケーです。
3.食べ物を厳選する
クワガタが長生きする方法3つ目は、食べ物に気を付けることになります。
筆者が小さい頃は、カブトムシやクワガタにキュウリやスイカを与えていた記憶がありますが、現在ではよくないとされています。
その理由は2つあります。
まず1つ目の理由としては、キュウリやスイカのように水分が多い食べ物は、排泄物が多くなることが理由の1つにあります。
排泄物が多くなると、飼育ケース内が汚れやすくなり不衛生になりやすいんです。
2つ目の理由は、栄養がほとんどないことです。
長生きさせるためには栄養があるエサをクワガタやカブトムシに与える必要があります。
じゃあ何をあげればいいのかな?
ずばり!!昆虫ゼリーを与えましょう!
いろんな種類の昆虫ゼリーが販売されていますが、中でもKBファームのプロゼリーが栄養価が高く、食い付きがいいのでおすすめです。
4.多頭飼育はダメ
クワガタを長生きさせる方法4つ目は、多頭飼育(たとうしいく)をしないことです。
たとうしいく?何それ?
一言で言えば、クワガタやカブトムシを一緒の飼育ケースで飼わないことです。
1頭1頭を個別で管理することでケンカをしないようにします。
多頭飼育で、クワガタ同士やカブトムシ同士ケンカをしてしまうと、互いに傷がつくだけでなく、体力を大きく消耗してしまいます。
これは寿命を大幅に縮めることに繋がります。
例外でいえば、
♂と♀を交尾をさせるときだけ同じ飼育ケース内に入れるときになります。
それ以外は、個別で管理することが長生きの基本になります。
1匹で飼育ケースにいたら、かわいそうじゃない?寂しくないのかな?
カブトムシやクワガタは寂しいという感覚はないと思います。
万が一寂しいと思ったとしても、寂しくて寿命が短くなることはありません。
5.交尾をさせない
クワガタを長生きさせる方法5つ目は、交尾をさせないことになります。
クワガタやカブトムシは交尾をすることで、かなりの体力を使ってしまい寿命が短くなります。
また、
♀に関しては産卵する際も体力を大きく消耗するため、さらに寿命が短くなる場合があります。
えっ⁉でも交尾をさせないと、次の世代につながらないじゃん。
そこが難しいところなんですよね。
「現在飼育しているクワガタを長生きさせるか?」
「交尾・産卵をさせて次世代につなげるか?」
このあたりは、飼育者の考えや飼育環境によって変わるので、各々考える必要があると言えます。
6.暮らしやすい飼育環境にする
クワガタを長生きさせる方法6つ目は、クワガタが快適に過ごせる環境を整えることになります。
暮らしやすい環境というと難しく感じるかもしれませんが、全然難しくありません。
用意するのは、下記のものになります。
◇快適に暮らすために必要なもの
これだけです。
ポイントとしては、クワガタが動けるくらい余裕がある飼育ケースを選ぶといいでしょう。
身動きがとれないほど狭すぎる飼育ケースだと、かわいそうだから注意しよう。
あとは、必ず転倒防止材を入れることです。
クワガタはひっくり返ると自力で起きあがることが難しいことが多く、中には起きあがれずにそのまま亡くなってしまうというケースもあります。
そうならないためにも、必ず転倒防止材を入れひっくり返った時につかまれるものを置いてあげましょう!
7.刺激を与えない
クワガタを長生きさせる方法7つ目は、刺激をなるべく与えないことです。
クワガタを飼育していると、
「ずっと触っていたい」
「観察していたい」
と思う人は多いと思います。
しかし、クワガタも休む時間が必要になります。
刺激をずっと与えているとストレスになり、寿命が短くなってしまう場合もあるかもしれません。
クワガタを長生きさせたいと考えるなら、なるべく刺激をあたえずそっと観察することがコツです。
また、飼育ケースを置く場所は物静かで、夜は真っ暗になる場所を選ぶといいでしょう。
8.清潔に保つ
クワガタを長生きさせる方法8つ目は、飼育ケース内を清潔に保つことです。
クワガタもエサを食べると当然ながら排泄をしますので、掃除は必ず行う必要があります。
どのくらいの頻度で掃除をすればいいのかな?
掃除の頻度に関しては飼育者によって変わります。
筆者の場合だと、大体1ヶ月に2回程度の頻度でマット交換や飼育ケースを洗ったりしています。
ただ状況によって変わるので、あくまで目安になります。
詳細についてはこちらの記事をご覧ください。
9.愛情を注ぐ(おまけ)
クワガタを長生きさせる方法最後は、愛情を注いであげることです!
少しだけ厳しいお話しをします。
クワガタを飼うならしっかりと育てること!
なんかクワガタを飼育するの飽きちゃったな~
外に逃がせばよくない!きっとクワガタも喜ぶよ!
その手があったか!!
これ絶対にだめです!!
飼育しているカブトムシやクワガタは、絶対に自然界に放してはいけません。
生態系が崩れることにつながりますし、最悪の場合、カブトムシやクワガタを飼育できなくなるといったことも考えられます。
最後は少し厳しいお話しをしましたが、クワガタを飼育するなら最後まで愛情を持ち育ててあげましょうね!
クワガタの寿命は種類によって変わる
ここまでクワガタを長生きさせる方法についてお伝えしてきましたが、クワガタは種類によって寿命の長さが変わってきます。
みなさんご存知かもしれませんが、もっとも寿命が長いとされるクワガタは、オオクワガタになります。
オオクワガタだと大体2~3年程度生きることができ、上手に育てることができれば5年ほど生きる場合もあるようです。
その他のクワガタは3ヶ月~1年程度の寿命の場合が多いです。
冬眠は長生きと関係ある?
クワガタを長く飼育したいと考えるなら、冬眠をするクワガタを選ぶといいでしょう。
冬眠をするクワガタは基本的に長生きになります。
冬眠をするクワガタってどんなクワガタ?
例えば、オオクワガタやヒラタクワガタ、コクワガタなどドルクス系と言われるクワガタになります。
ただし、冬眠し越冬(えっとう)できるクワガタでも、飼育環境によっては冬眠をしない場合もあります。
越冬(えっとう)とは、季節の変化がある地域において、生物が気温の低下する冬を乗り切ることである。
引用元:Wikipedia
冬でも15℃以下にならない飼育環境だと冬眠をしないことがあります。
冬眠をしないことで、活動時間が長くなることから寿命が短くなるとされています。
逆に冬眠したクワガタは、冬眠中は仮死状態となり活動をしない分、長生きすると言われています。
この辺の考え方は人それぞれで、冬眠させる・させないは飼育者によって異なりますよ!
詳しい冬眠や越冬に関する記事はこちらの記事を参考ください。
クワガタを長生きさせる方法-まとめ
クワガタを長生きさせる方法についてお伝えしてきました。
長生きさせるポイントは、「自身がクワガタだったらどうかな?」と考えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、飼育ケースが汚れていた場合だと「自分だったらそこに住みたいか?」と自分に問いかけながら飼育をすることで、ベストな環境づくりができると思います。
クワガタを長生きさせたいと思ったなら、この記事を参考にぜひチャレンジしてみてくださいね!
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※夏や冬は温度管理が必要になります。
時期によってカブクワが少ない場合がありますのでご了承ください。
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