知らないと大変なことに!クワガタ飼育で霧吹きをする頻度は?



カブトムシやクワガタムシに水分が必要ってこと知っているんだけど、どのくらいの頻度でやるべきなんだろう?
その悩みに答えます。
水分はカブクワ飼育に限らず、動物や昆虫、ボクたち人間にもなくてはならないモノです。
カブクワは『気門(きもん)』というのお腹あたりにある穴から呼吸し、そこから水分を体内に取り込んでいます。
なので、乾燥している環境だと水分が体内に取り込めなく、寿命が短くなる場合や最悪、死に至るケースもあるんですよ!



乾燥はカブクワにとって死活問題なんです。
この記事では、大切に育ててるカブクワが元気に生きていくために、正しい保湿のやり方を解説しています。
最後まで読むことで、カブクワ飼育がもっとより良いものになりますので、ぜひ参考にしてくださいね!
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- 飼育種
⇒国産カブトムシ、ヘラクレス・ヘラクレス、ホソアカクワガタ各種、ギラファノコギリクワガタ、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を飼育中
ブログを通じてブリード情報や初心者の方にもわかりやすい飼育方法を中心にブログを運営しております。
筆者が住んでいる茨城県日立市にはカブクワの専門店がありません。



じゃあボクがやろう!
と思いカブクワのショップを始めました!
ホームセンターやペットショップには販売されていないカブクワもいます。
現在ネット販売のみですが、直接引き渡しなどのご要望もOKです!
\飼育初心者でも安心!!/
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
お近くの方は直接手渡しも可能ですので、ぜひご覧になってくださいね!
たまに『ヤフオク!』でも出品していますので、チェックしてみてください!
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クワガタに霧吹きをする頻度は?





どのくらいの間隔で霧吹きは必要?水分量は?
霧吹きのタイミングは、マットが乾燥していれば表面が少し湿る程度の霧吹きをしてあげてください。
マットの状況や飼育ケースの気密性によっても乾燥具合は変わってきますよ!



カブクワは、ゼリーからも水分補給をしているので、湿度はほどほどで問題ないですよ。
また、成虫の管理方法によっても異なります。
◇成虫の管理方法
- マット管理
- ペレット管理
- 水ごけ管理
この辺りが多いのではないでしょうか。
それぞれ詳しく見ていきます。
※全てをマット管理という場合もある
マット管理


もっとも多いと思われる管理方法です。
マット管理と一言に言っても、様々なモノがあります。
- 産卵用マット
- 幼虫飼育用マット
- 成虫管理用マット など
適したものが一番いいですが、基本的にはどれを使っても問題ありません。
ホームセンターやペットショップにも売られていて、手に入りやすい印象です。



最近は100円ショップにもカブクワ専用のモノが売っていますよ。
マットを使う時は水分を調整する必要がありますが、商品によってはそのまま使えるモノもあります!



その目安は?
マットを手で握って形が残れば適切な水分と言えます。
◯ | 適切な水分量✕ | 適切でない水分量
---|---|
手で握って形が残る | 手で握って形が残らない、崩れる ⇒水分が少ない 手で握って水が滴り落ちる ⇒水分が多すぎる |
水分量は多くても少なくてもダメ!!
ちょうどいい水分量が大切になりますよ!
ペレット管理


筆者が成虫管理でよく使っているモノになります!!
小動物用に売っている場合が多いですが、昆虫用もあります。
ペレットの特徴は、木材が圧縮されたもので、水分を含むと膨らんでフカフカになります。



針葉樹を使っている場合が多いので、ダニやコバエ対策にもなりますよ。
ペレットを使う場合は、少なめに飼育ケースに敷き詰めます。
「スカスカかな?」と思うくらいがちょうどいいですよ!
霧吹きで7~10回程度プッシュ(ペレットの量による)し加水すると、だんだん膨らんできます。




状況を見ながら霧吹きをし、目安としてはペレットが少し膨らむ程度でオッケーです。
水分が多すぎると、べちゃべちゃになってしまうので、「ちょっと足りないかな?」と思うくらいがベストですよ。
パサついている感じがするかもしれませんが、ゼリーや排泄物の水分を吸収するので問題なし!
水ごけ管理


もっとも保湿効果が高いのが水ごけになります。
爬虫類や昆虫用も売られていますが、園芸用の水ごけでも問題なく使えますよ。
水ごけを使う場合は、バケツなどの水を溜めれる容器に水をいれ、そこに水ごけ浸します。
軽くゆすぎ、手で絞って水分が滴らないければ、あとは飼育ケースに敷き詰めれば完成です。



保湿効果は抜群ですよ!
筆者もよく使っています。
水ごけは、転倒防止材の代わりにもなりますし、休眠中の生体の乾燥対策にいいですよー!
マットやペレットの上に水ごけ敷いてあげると、保湿性が高まります!!


カブトムシの場合


カブトムシも上記で紹介したマット管理で飼育できますが、クワガタよりも湿度を低くしたほうがいいでしょう。



えっなんで?
カブトムシはゼリーをよく食べるので、排泄物が多くすぐにマットがべちゃべちゃになってしまうんです。



食べ方が豪快なので、ゼリーも飛び散ります笑
初めから少ない水分で調整してあげることで、マット交換のタイミングを遅らせることができますよ!
クワガタに霧吹きをする頻度|管理温度も関係する


カブクワ飼育において、湿度管理は大切になりますが、それと連動して温度管理も大切になるんです。
気温が高い場合は、湿度高いとカブクワは苦しくなってしまうので、湿度を下げて管理する必要があります。
逆に寒い場合は、乾燥気味になるので、湿度を高く管理してあげることがいいでしょう。



人間が快適と感じる環境がカブクワにとっても重要です!


クワガタに霧吹きをする頻度|まとめ
カブトムシとクワガタムシの霧吹きの頻度や量について解説をしてきました。
まとめると
適切な水分量が大事!!



適切な水分量が難しいと感じるかもしれませんが、若干マットが湿る程度で問題ないです!
ポイントは神経質になりすぎず、マット表面が乾いていたら霧吹きをしてあげること!!
この記事を読まれているあなたは「カブクワに良い環境を作ったあげたい!」と考えている方なので、その気持ちを忘れずこれからも、大切に育ててあげてくださいね!!
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