クワガタの羽化後の管理はどうすればいい?後食の見極めについて
クワガタが羽化したんだけど、どう管理すればいいかわからないんだよね。
カブトムシやクワガタ(以下、カブクワ)を幼虫から成虫まで無事に育つと嬉しいですよね。
でも、「羽化してからの管理方法がわからない」「羽化後ってすぐにエサを与えてもいいの?」こんな疑問を持っている方は意外と多くいます。
そこでこの記事では、クワガタが羽化後の管理方法や注意点、後食(こうしょく)について詳しく解説をしていきます。
》クワガタが羽化する時間はどのくらいかかる?管理方法や注意点を解説
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
お近くの方は直接手渡しも可能ですので、ぜひご覧になってくださいね!
『ヤフオク!』でも出品していることがありますので、チェックしてみてください!
ご連絡はXのDMまたは、オンラインショップのお問い合わせからだと助かります。
クワガタの羽化後の管理について
クワガタの羽化後の管理ってどうすればいい?
カブクワは蛹(さなぎ)になってから、おおよそ4週間から8週間で羽化します。
この期間は、飼育環境や性別によって変わりますので、目安とお考え下さい。
問題は羽化したあとの管理方法です。
ずっと楽しみに待ってから、羽化したらすぐに触ってもいいよね?早くエサもあげないと!
こう考える方は多くいるかもしれません。
しかし、羽化した直後は、体が白かったり赤みがかった体をしていて、体がまだ柔らかい状態なんです。
羽化したての体はとてもデリケートなので、触らないでおきましょう。
もし触るなら羽化して1ヶ月ほど経ってからが無難ですよ!
また、エサに関しても、羽化後すぐにエサを食べることはありません。
羽化しても、体内は完全にできているわけではないのでエサを食べられないんです。
エサを食べ始めるタイミングについては、後程詳しくお伝えしていきます。
クワガタの羽化後の注意点
羽化後に注意することって何かある?
ここからは羽化後に注意することについて解説をしていきます。
そっとしておくことが大切
羽化後に気を付けることは、前章でも少し触れていますが、まずは触らないことが重要です。
触りたい気持ちもあると思いますが、羽化後1ヶ月は我慢をしましょう。
羽化直後に触り、誤って落下させてしまうと死んでしまう可能性があります!
掘り出す際は慎重に
カブクワは、基本的にマットの中で羽化します。
羽化して1ヶ月ほど経った頃合いをみて、掘り出す作業をします。
もしくは、自力でマットの上にあがってくるのを待つ必要があります。
マットから掘り出すときはスプーンを使い掘り出していきます。
掘り出す際、ケースの外側からカブクワの場所を特定できれば問題ありませんが、確認できないときは慎重に行う必要があります。
でもさ、ケース外側から確認できない場合は、羽化したかわからないよね?どうすればいいの?
数頭同じ種類のカブクワが羽化したタイミングをみて掘り出しを行うといいでしょう。
もし、1頭しか飼育していない場合には、慎重に様子を見ながら掘り出しをする必要があります。
掘り出す作業に自信がない場合には、自力で上がってくるのを待ちましょう!誤ってカブクワに傷をつけてしまうと大変です。
掘り出して、まだ幼虫や蛹(さなぎ)だった場合はそっと戻すか、取り出して人工蛹室(じんこうようしつ)に移してあげましょう。
掘り出しの時が一番ワクワクする時!上手に羽化していれば最高ですよね。
後食(こうしょく)とは?
カブクワの飼育でよく耳にするんだけど『後食(こうしょく)』ってなに?
後食とは、エサを食べ始めることを言います。
カブクワは、卵~幼虫~蛹(さなぎ)~成虫といった流れで成長をします。
羽化して成虫になったカブクワはすぐにエサを食べることはありません。
羽化後は、体も完全に固まっておらず体内もまだできていません。
羽化した直後、見た目は成虫でも1ヶ月はそっとしておこう!
後食を開始するまでは、休眠期間があります。
この期間はカブクワの種類や管理している温度によって異なります。
休眠期間は、大体1~3ヶ月ほどのカブクワが多いですが、休眠期間が長い種類では半年~1年以上も休眠をしている種類もいます。
後食を開始するタイミングの見極め
後食開始のタイミング見極めは、どうやって確認をすればいい?
休眠期間中の管理方法は、飼育者によって異なります。
筆者の場合は、水苔やティッシュを使い後食開始まで管理をします。
水苔やティッシュは保湿性が高いので、飼育ケースなどに水苔やティッシュを入れ霧吹きで湿らせそこにカブクワを一緒に入れて管理をします。
乾燥に注意しながら、後食開始まで管理をしていきます。
後食開始をするタイミングは、動き回るようになってきたらエサを与えるタイミングになります。ティッシュで管理をしている場合は、ティッシュがボロボロになってきたらエサを食べ始めるタイミングになります。
エサを食べるようになれば、後食開始となります。
羽化後にエサを焦って与えてしまうと、消化不良を起こしてしまい死んでしまうことがあるようです。
クワガタの羽化後の管理と後食について‐まとめ
カブクワの羽化後の管理と後食(ごしょく)について解説をしてきました。
羽化後に大切なことは、まずはそっとしておくことが大切になります。
触りたい気持ちもわかりますが、そこは我慢をしましょう。
後食は、エサを食べ始めることになります。
後食開始までは、カブクワの種類や飼育温度などによって異なります。
動きが活発になるまでエサをあたえず、乾燥に気を付けながら管理をしましょう。
それでは、カブトムシやクワガタの飼育を楽しんでくださいね。
もしカブトムシやクワガタの購入を考えているなら、ぜひ当ショップ『yakosei‐カブクワのお店‐』をのぞいていってくださいね!
たまに『ヤフオク!』でも出品しています。
カブトムシやクワガタを最近ペットショップやホームセンターで見かけることが多くなりました。
ですが価格が高く、手が出せないと思った経験はないでしょうか?
当ショップでは、できるだけリーズナブルな価格で、カブトムシやクワガタをご提供しています。
ペットショップには売っていない、めずらしいクワガタも取り扱っていますよ。
\ショップはコチラ!/
※夏や冬は温度管理が必要になります。
時期によってカブクワが少ない場合がありますのでご了承ください。
現状はネット販売のみになりますが、近い方なら直接手渡しも可能です!
質問などあればお気軽にコメントやXのDMなどよりご連絡をください。
お持ちしております。
コメント