クワガタ成虫管理に水苔は使える?メリットとデメリットを紹介
カブトムシやクワガタの成虫管理に水苔って使えるのかな?
カブトムシ・クワガタ(以下、カブクワ)飼育をする際、成虫を管理するためのマットが必要になります。
しかし、マットと一口に言っても、色んな種類があり悩んでしまいますよね。
そこで今回は、数多くあるマットの中でも『水苔』について紹介していきます。
具体的な内容としては…
- カブクワの成虫管理で水苔は使えるのか?
- 水苔のメリットやデメリット
この内容でお伝えしていきますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
さっそく行ってみましょう。
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
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クワガタの成虫管理で水苔は使える?
カブクワの管理に水苔を使ってもいい?
結論としては、クワガタの管理に水苔は使えます!
筆者も水苔はかなり重宝しています。
クワガタで水苔を使うメリット・デメリット
水苔を使うメリットとデメリットを教えて!
カブクワ管理で水苔のメリットやデメリットについて見ていきましょう。
メリット | デメリット |
---|---|
保湿できる 転倒防止になる コバエが湧きにくい 再利用ができる | 価格が高め 掃除がしにくい |
このようなメリット・デメリットがあります。
それぞれ詳しく解説をします。
水苔管理のメリット
水苔を使う際のメリットについては、4つあると筆者は感じています。
保湿できる
水苔の最大のメリットは、保湿性が高いこと。
水苔は乾燥して販売されていますが、カブクワの管理する際には、水苔に水を含ませて使うため保湿性が高くなります。
カブクワ飼育にとって乾燥は大敵で、乾燥でカブクワが弱ってしまうことや最悪の場合死んでしまうことがあります。
そうならないためにも、水分を含ませた水苔を使うことで乾燥の予防になります。
転倒防止になる
カブクワは体が重いためすぐにひっくり返ってしまいます。
転倒をすると自力で起きあがるのは難しく、止まり木などつかまる物がないと起きあがることはできません。
そのため、カブクワの管理には、止まり木などの転倒防止材を入れておくのが一般的です。
しかし、水苔を使うだけで転倒防止にもなるんです!
水苔に水分を含ませることで適度な重さになり、カブクワがつかまることができるため転倒を防ぐことが簡単に出来ます。
コバエが湧きにくい
水苔は、広葉樹のマットとは違いコバエが湧きません。
成虫管理には、クヌギやコナラなどを粉砕した広葉樹マットを使う方も多いと思いますが、問題点としては『キノコバエ』が湧きやすという点があります。
水苔の場合には、キノコバエが湧くことはまずありません!
ですが、ゼリーなどに湧く『ショウジョウバエ』は清潔にしていないと湧いてしまうの注意しましょう。
(ショウジョウバエは夏場にキッチンなどで見かけるハエになります。)
ショウジョウバエは、ゼリーやカブクワの排泄物に湧くため、どんなマットを使用しても清潔にしていなければ湧いてしまうんです…
再利用ができる
水苔をカブクワで使用していると、ゼリーや排泄物が原因で2週間程度で汚れてきます。
汚れた水苔は、べちゃべちゃで悪臭を放ちます。
そうなったら、飼育ケースの掃除が必要になるわけですが、汚れた水苔をバケツなどを使いゆすぐことで再利用できるそうです。
あっ!僕は水苔の再利用はまだしたことはないです笑
というのも、水苔を洗う手間を考えると、新しい水苔を使ったほうが時短になるからです。
そのうち、時間をみてチャレンジしてみたいと思います笑
水苔の再利用は手間がかかりますが、節約&エコになるので、ぜひ面倒と感じないのであれば挑戦してみてくださいね。
ただし、数回使用すると水苔が細かくなってくるようなので、『捨てるor再利用』は飼育者の判断で決め手ましょう。
あまり細かい水苔を使用すると、転倒防止の効果は無くなってしまう?と思います。
水苔管理のデメリット
水苔にはメリットだけではありません。
ここからはデメリットを2つ紹介していきます。
価格が高め
今では色んな成虫管理のマットが販売されていますが、その中でも水苔は少し価格設定が高いように感じます。
ネットで確認すると、昆虫用として販売されている水苔は特に価格が高いように思います。
僕は、園芸用の水苔を使っていますが、今のところ問題がありません。
もし、昆虫用でないと心配と思うなら価格が少しだけ高くても、昆虫用として販売されている水苔を購入しましょう。
価格を少しでも抑えたい場合には、園芸用の水苔を活用してみてください。
掃除がしにくい
水苔は、汚れがひどくなると掃除がしにくい場合があります。
水分を吸って、重くなり飼育ケースくっつくいてしまします。
そのため掃除がしにくいと感じるかもしれません。
対策としては、早めに水苔を取り換えることで掃除がしやすくなります。
とはいえ、これは成虫管理用のマットに共通して言えることなので、べちゃべちゃになる前に交換するのがポイントになります。
クワガタ管理の水苔の使い方
水苔はどうやって使うの?
筆者の水苔の使い方としては、2パターンあります。
①水に浸して使う
まず1つ目の使い方としては、水苔を水に浸し絞って使う方法になります。
おそらく水苔の使い方としては、この使い方が一般的な使い方だと思われます。
②水に浸さず使う
2つ目の使い方は、乾燥している水苔を飼育ケースに入れてから霧吹きで湿らせる方法になります。
この方法は、事前に水に浸す必要がないため、時短で使いやすい点があります。
どっちの方法がいいの?
どっちがいいかと言われれば、水に浸しておく方が水分調整が自由にできるのでいいと思いますが、手間がかかりますす。
そのため筆者は、時間があれば事前に水に浸し絞ってから使うようにしていますが、時間がない場合には、霧吹きで水苔を湿らせてから使うようにしています。
どっちの方法がいいのかは、飼育者によって変わると思いますので、どちらも試してみてくださいね!
まとめ
今回はカブクワの成虫管理に使用できる『水苔』についてまとめてみました。
水苔は成虫管理としても優秀なマットですが、その他にもカブクワの休眠期間中に乾燥防止として使えるので使い勝手が良く重宝するアイテムになります。
是非気になっている方は一度使ってみてくださいね。
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