これ以外ありえん!カブクワ飼育ケース幼虫~成虫別におすすめを紹介
カブトムシやクワガタ(以下、カブクワ)の飼育ケースってたくさんあるけど何が違うの?どれを使えばいいか教えて!
ペットショップやホームセンターに行くとたくさんのカブクワ飼育用ケースが売っていますよね。
ネットで確認をすると、さらに豊富な種類の飼育ケースがあり悩む方も多くいます。
この記事では、多くのカブクワを飼育をしている筆者が使ってよかった飼育ケースを紹介していきます。
飼育ケースに悩んでいるなら、ぜひ目を通してみてくださいね!
※それぞれのケースごとに用途を記載していますが、使い方は飼育者ごとに異なるのでご参考程度にお考え下さい。
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
お近くの方は直接手渡しも可能ですので、ぜひご覧になってくださいね!
『ヤフオク!』でも出品していることがありますので、チェックしてみてください!
ご連絡はXのDMまたは、オンラインショップのお問い合わせからだと助かります。
飼育ケースは目的にあったものを選ぶ
カブクワの飼育ケース選びは、飼育しているカブクワの大きさや種類によって異なってきます。
いくら見た目がかっこよくおしゃれなケースだとしても脱走されては意味がありません。
また、飼育しているカブクワは「鑑賞用なのか、産卵をさせてみたいのか」など目的によっても変わってきます。
その他にも
「カブクワのニオイが気になる」
「コバエが侵入できないものがいい」
]といったように、ここだけは譲れないという点もあるかと思います。
まずは、あなたがどのようなケースが欲しいのか目的をしっかりと考えてみましょう。
◇ポイントをまとめると
- どんなカブクワなの?
⇒大きさや種類、成虫なのか幼虫なのか など - 目的は?
⇒観賞用?それとも産卵をさせたい?単独飼育?多頭飼育? など - 飼育ケースに求めること
⇒見た目がいいこと?ニオイが気になる?コバエの侵入を防ぎたい? など
単独飼育・・・1つの飼育ケース対して1匹ずつ管理をすること
多頭飼育・・・1つの飼育ケース対して複数をまとめて管理すること
※多頭飼育はおすすめしない
目的が合ってないものを選んでしまうと、買いなおす必要が出てくるので、無駄な出費を抑えるためにもよく考えましょう。
おすすめの飼育ケース4選【幼虫編】
カブクワの幼虫を管理する上でおすすめの飼育ケースを紹介していきます。
ラクぼっくす・ラクぼっくすWIDE
商品名 | ラクぼっくす (ノーマルタイプ) | ラクぼっくすWIDE (ワイドタイプ) |
---|---|---|
サイズ(本体) | 360×60×H220mm | 360×70×H265mm |
サイズ(台座あり) | 265×80×H225mm | 360×95×H270mm |
容量(約) | 2L | 3.5L |
用途 | 幼虫管理 | 幼虫管理(大型種、多頭飼育など) |
価格(税込) | 1,100円~ | 1,320円~ |
リンク |
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ラクぼっくすは形が特徴的で、たてに平べったいケースで大きさは2種類あります。
なぜこのような形なのかというと、幼虫がマットに潜っても観察ができるという優れた飼育ケースになります。
幼虫飼育は成虫飼育と違いエサ交換がほとんどないのでつまらないと感じる方も多いと思います。
確かに幼虫はほとんど潜ったままだし、普通の飼育ケースではあんまり姿を見せないよね。
このケースを使えば、いつでも横から幼虫の様子が見れるので、幼虫飼育も楽しめますよ!
また、幼虫~成虫になる過程も観察できるので、子供の自由研究にも最適です。
カブクワ以外にも、メダカやアリの観察もできます。
ラクぼっくす(ノーマルタイプ)は、カブクワほとんどの種類が飼育可能になります。
大型のカブトムシ(ヘラクレスオオカブトやコーカサスオオカブトなど)は、ラクぼっくすWIDE(ワイドタイプ)を使いましょう!
QBOX
商品名 | QBOX-10 | QBOX-20 | QBOX-30 | QBOX-40 | QBOX-50 |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 230×135×H125mm | 290×170×H130mm | 340×220×H140mm | 385×265×H150mm | 495×345×H195mm |
容量(約) | 2L | 3.5L | 6L | 9.5L | 20L |
用途 | 幼虫・卵管理 クワガタ小~中型の成虫管理など | 幼虫管理 中~大型クワガタ成虫管理など | 幼虫管理 大型クワガタ成虫管理 小~中型クワガタ産卵 多頭飼育など | 幼虫管理 大型クワガタ成虫管理 中~大型クワガタ産卵 多頭飼育など | 幼虫管理 大型カブトの産卵 多頭飼育など |
価格(税込) | 461円~ | 640円~ | 750円~ | 1,170円~ | 2,090円~ |
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多くのカブクワブリーダーが愛用しているコンテナタイプの飼育ケースになります。
QBOXの飼育ケースは衣装ケースよりも強度が強く、重ねても安心感があること。
そして、サイズのバリエーションが豊富なのでカブクワの種類に応じて、適切な飼育ケースのサイズを選ぶことができます。
見た感じ、密閉されてそうだけど幼虫は呼吸できるの?
飼育ケース本体とフタの間に絶妙に隙間があるので通気性も問題ありません。
ですが、隙間があるということはコバエの侵入を許してしまうということになるので、心配であれば飼育ケース本体とフタの間に新聞紙などを挟むと改善できます。
飼育ケースをQBOXで揃えると、積み重ねて置けるのでお部屋がスッキリしますよ。
プリンカップ
商品名 | プリンカップ 小 | プリンカップ 中 | プリンカップ 中深 | プリンカップ 大浅 | プリンカップ 大 | プリンカップ 大深 |
---|---|---|---|---|---|---|
容量(約) | 85ml | 170ml | 220ml | 370ml | 440ml | 680ml |
用途 | 卵・幼虫管理など | 卵・幼虫管理など | 幼虫管理など | 幼虫管理 小型クワガタ成虫管理など | 幼虫管理 小~中型クワガタ成虫管理など | 幼虫管理 小~大型クワガタ成虫管理カブト成虫管理など |
10個の価格 (税込) | 215円~ | 227円~ | 228円~ | 324円~ | 336円~ | 468円~ |
30個の価格 (税込) | 643円~ | 679円~ | 679円~ | 970円~ | 1,005円~ | 1,400円~ |
50個の価格 (税込) | 1,071円~ | 1,130円~ | 1,130円~ | 1,613円~ | 1,673円~ | 2,330円~ |
100個の価格 (税込) | 2,132円~ | 2,251円~ | 2,251円~ | 3,213円~ | 3,332円~ | 4,641円~ |
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プリンカップって強度は大丈夫なの?
カブクワの種類によっては、食いちぎる幼虫もいなくはないです。筆者はギラファノコギリクワガタやニジイロクワガタの幼虫にやられました笑
使うメリットとしては、幼虫のサイズに合わせプリンカップを選べること、そして安価で入手できる点がメリットと言えるでしょう。
安価なため、使い捨てにする方も多いですが、食いちぎられなければ洗って繰り返し使うこともできるのでコスパに優れています。
使い方は飼育者の考え方によってそれぞれ違いますよ。
プリンカップはメーカーによって販売サイズが異なりますが、大体85~860mlのサイズが一般的に販売されているサイズになります。
いろんな種類のものが販売されていますが、筆者がおすすめするものはcharmさんが販売しているプリンカップです。
ちなみに筆者がよく使うサイズは、85ml・440ml・680mlになります!
クリアボトル
商品名 | 硬質クリアボトル 500ml | 硬質クリアボトル 800ml | 硬質クリアボトル 1300ml | 硬質クリアボトル 2300ml |
---|---|---|---|---|
容量(約) | 500ml | 800ml | 1300ml | 2300ml |
用途 | 卵・幼虫管理 小型カブクワ成虫管理など | 卵・幼虫管理 小~中型クワガタ成虫管理など | 幼虫管理 小~大型カブクワ成虫管理 小型クワガタ産卵など | 幼虫管理 小~大型カブクワ成虫管理 小~中型クワガタの産卵など |
価格(税込) | 108円~ | 142円~ | 208円~ | 336円~ |
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幼虫管理でもっとも重宝するのが、クリアボトルになります。
プリンカップよりも価格は高くなりますが、丈夫で長く使えることから費用対効果が高いと言えるでしょう。
クリアボトルは、幼虫管理だけでなく成虫管理にも使うことができます。
保湿性も高いので、休眠期間中の成虫管理も程よい湿度で管理することができるんですよ。
クリアボトルってたくさんあるけど、どれがいいの?
クリアボトルも様々なものが販売していますね。
筆者おすすめするクリアボトルはDOS(ドルクスオーナーズショップ)さんの硬質クリアボトルになります。
おすすめする理由としては、価格がめっちゃ安いからです!
品質は大丈夫なの?安いと心配になっちゃうんだよね。
はっきり言って、品質も申し分ありません。
悪いところが見当たらないくらいいい商品なので、気になる方や迷っている方は絶対使ったほうがいいですよ。
※購入する内容によっては無料になることもある
もし、そこまでお金をかけたくない思う方は、100均でも似たような商品を入手できます。
少し加工(空気穴を作るなど)が必要になりますが、クリアボトルをネットで購入するよりも安く済みます。
大量に欲しい場合にはお取り寄せしてくれる店舗もありますので、お近くの100均へ確認してみましょう!
実は100均はカブクワ飼育者のためにあるようなお店なんです笑
他にも使えるアイテムがたくさんありますので、見つけてみてはいかがでしょうか!
おすすめの飼育ケース3選【成虫編】
カブクワの成虫を管理する上でおすすめの飼育ケースを3つ紹介していきます。
クリアースライダー
クリアースライダー 標準サイズ | クリアースライダー ラージサイズ | |
---|---|---|
サイズ | 181x124xH112mm | 267×187×H159mm |
容量(約) | 1.4L | 5.6L |
用途 | 幼虫管理 小~中型の成虫管理 小型クワガタの産卵 | 幼虫管理 大型カブクワの幼虫・成虫管理 小~中型のクワガタ産卵 |
価格(税込) ※仕切り付き | 320円~ | 800円~ |
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成虫管理で一番おすすめしたい商品になります。
まず、見た目が最高にかっこよく、ケース全体がクリアなのでどこからでも成虫が観察できる点が便利です。
コバエも出入りができないくらいの通気口なので、ニオイも気になることはありません。
ケースがスライド式なので、絶対とは言いませんがほぼ脱走できないと思います。
筆者は一度も逃げられたことがありません。
すべてにおいてパーフェクトな飼育ケースと言ってもいいくらい大好きな飼育ケースです笑
成虫管理で迷ったらクリアースライダーを購入しましょう!
大型のカブトムシ(ヘラクレスやコーカサスなど)以外は通常のサイズで問題なく飼育できます。
ただ、セパレータで仕切りオス♂メス♀を同じケースで飼育する場合は、通常サイズだと大型のクワガタでは狭くなるのでラージサイズがいいでしょう。
コバエシャッター
商品名 | コバエ シャッター (タイニー) | コバエ シャッター (ミニ) | コバエ シャッター (小) | コバエ シャッター (中) | コバエ シャッター (大) |
---|---|---|---|---|---|
サイズ | 105×105×H93mm | 110×180×H145mm | 153×230×H173mm | 195×298×H210mm | 221×370×H240mm |
容量(約) | 0.5L | 1.4L | 3.2L | 7.5L | 11L |
用途 | 卵・幼虫管理 小型のクワガタ成虫管理など | 卵・幼虫管理 小~中型のクワガタ成虫管理など | 幼虫管理 中~大型カブクワ成虫管理 小~中型クワガタ産卵など | 幼虫管理 大型カブクワ成虫管理 中~大型カブクワ産卵など | 幼虫管理 大型カブクワ成虫管理 大型カブクワ産卵 多頭飼育など |
価格(税込) ※仕切りなし | 220円~ | 330円~ | 550円~ | 880円~ | 1,800円~ |
リンク |
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コバエシャッターは、文字通りコバエが出入りできないようになっている飼育ケースになります。
通気口にフィルターがついてるので、ニオイも気になりませんよ!
筆者の場合は、大型の成虫管理や産卵の際に使うことが多いです。
サイズが5種類用意されていますが、小・中ケースがあれば基本は問題ないでしょう。
小サイズと言っても、小さめのヘラクレスなら余裕で管理ができるサイズ感なんです。
中サイズだと、産卵をさせる際によく使っていますよ。
大サイズは、カブトの多頭飼育などに使うといいでしょう。
コバエの侵入抑制用
商品名 | コバエの侵入抑制用 (ミニ) | コバエの侵入抑制用 (小) | コバエの侵入抑制用 (中) | コバエの侵入抑制用 (大) |
---|---|---|---|---|
サイズ | 180×110×H140mm | 230×150×H170mm | 295×187×H205mm | 370×220×H250mm |
容量(約) | 1.5L | 3.5L | 7L | 13.6L |
用途 | 卵・幼虫管理 小~中型クワガタ成虫管理など | 幼虫管理 中カブクワ成虫管理 小~中型クワガタ産卵など | 幼虫管理 大型カブクワ成虫管理 中~大型クワガタ産卵など | 幼虫管理 大型カブクワ成虫管理 大型クワガタ・カブトの産卵 多頭飼育など |
価格(税込) ※仕切り付き | 300円~ | 441円~ | 788円~ | 998円~ |
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カブクワブリーダーの多くに支持されているコバエの侵入抑制用飼育ケースになります。
正直、コバエシャッターと似ているので『コバエシャッター』か『コバエの侵入抑制用』のどちらかを持っていれば問題ありません。
サイズ感も、コバエシャッターと似ています。
コバエの侵入を完璧に抑えるようなスポンジも別売りされており、それ装着すればより高いニオイ遮断効果や保温・保湿効果が期待できます。
カブクワの飼育ケースおすすめ‐まとめ
カブクワ飼育に欠かせないおすすめの飼育ケースを紹介してきました。
カブクワの種類や用途によって使い分ける必要があるため、ご自身が飼育しているカブクワに合わせて購入を考えましょう。
できれば、飼育ケースの種類は絞って使うことで、重ねて置くこともでき統一感がでて見た目もスッキリとしますよ!
もしカブトムシやクワガタの購入を考えているなら、ぜひ当ショップ『yakosei‐カブクワのお店‐』をのぞいていってくださいね!
たまに『ヤフオク!』でも出品しています。
カブトムシやクワガタを最近ペットショップやホームセンターで見かけることが多くなりました。
ですが価格が高く、手が出せないと思った経験はないでしょうか?
当ショップでは、できるだけリーズナブルな価格で、カブトムシやクワガタをご提供しています。
ペットショップには売っていない、めずらしいクワガタも取り扱っていますよ。
\ショップはコチラ!/
※夏や冬は温度管理が必要になります。
時期によってカブクワが少ない場合がありますのでご了承ください。
現状はネット販売のみになりますが、近い方なら直接手渡しも可能です!
質問などあればお気軽にコメントやXのDMなどよりご連絡をください。
お持ちしております。
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