クワガタは卵を何個産む?卵の見つけ方や管理方法について
クワガタって卵を何個産むんだろう?教えてほしいなー
クワガタ飼育で繁殖させて来年の夏を楽しみたい!という方もいると思います。
そこでは気になるのは、「クワガタは何個卵を産むのだろう?」という疑問だと思います。
卵を多く産みすぎて管理ができない状況になっては、困りますよね。
今回はクワガタは卵をどのくらい産むのかや産卵をさせる方法、卵の見つけ方、管理方法について解説していきます。
生き物を飼う以上は責任をもって育てないといけません!増えすぎたから逃がすことはNGです!生態系を壊すこともあるので絶対やめましょう!!
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
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クワガタは卵を何個産むのか
クワガタはどのくらい卵を産むの?
クワガタの卵はクワガタの種類により産む数は異なります。
環境やクワガタがもつポテンシャルによって数が変わるため、一概に「何個産む!」とは断定が難しい部分でもあります。
筆者の経験だと1匹のメス♀からおおよそ10~50個くらい卵を産む場合がが多いです。
聞くところによると、100個以上産むクワガタもいるそうですよー
基本的には20~30個程度卵を産むと考えていいでしょう。
産卵が難しい種類のクワガタや環境が合わない場合だと卵を全く産まないこともめずらしくありません!
クワガタの産卵方法について
クワガタってオス♂とメス♀を一緒のケースで飼育すれば卵を産むんじゃないの?
クワガタを産卵させるには、少し知識が必要になります。
というのも、産卵する環境が適していないと産まないこともあるんです。
では、どんな環境が適しているのか?
結論から言うと、クワガタの種類によって変わる!が答えになります。
クワガタは種類によって生息地が異なるため、その環境に合わせることが重要になってきます。
とはいえ、基本を覚えておけばほとんどのクワガタを産卵をさせることはそこまで難しくありません。
※特殊な種類は除く
産卵セットの方法についてはこちらの記事で詳しく書いています↓↓
クワガタの卵の見つけ方(割り出し)
産卵セットを組んだ後はどうすればいいの?
産卵セットを組んで早いクワガタだと数日で飼育ケースの側面に卵が見えることがあります。
逆になかなか産まないクワガタの場合は、1ヶ月ほど様子を見ましょう。
産卵セットは、なるべく静かな場所へ置き、エサ交換も少なくするため1度に多めに入れておくことがポイント!
産卵セットの確認
いくら待っても卵を産んでいる気配がない時は、一度マットを全て出して確認をしてみましょう。
卵や幼虫を確認することを『採卵や割り出し』といいます。マットを出すときは豪快に飼育ケース逆さまにして出します。
飼育ケースの表面に卵が見えない場合でも、マットの内側に卵を産んでいることがあります。
材産みの場合は産卵材を確認し、かじったような跡があれば、そこを専用の道具(材割ペンチ)を使い材を割っていきます。
卵の状態で割り出す飼育者や幼虫になってから割り出す飼育者などまちまちです。
筆者の考えとしては、幼虫になってから割り出しをしたほうが安全な気がします!
とはいえ、産んでいるか気になると思うので、一旦早い段階で割り出しをし、産んでいれば再度産卵セットを組めば問題ありません。
卵や幼虫は小さいので、手で掴むと潰れてしまう危険があります。専用のピンセットやスプーンを使いましょう。
クワガタが卵を産む気配がない
全然1ヶ月くらい待ったけど、全然卵を産んでいる気配がないんだけど、どうすればいいの?
クワガタは生き物なので、100%卵を産むとは限りません。
産まない原因について見直せる部分もありますので紹介します。
◇卵を産まない原因と対策
- オス♂メス♀のどちらかに生殖能力ない
⇒稀に生殖能力がないクワガタがいる。この場合は新たに成虫を購入する。 - 交尾(ペアリング)がうまくできていない
⇒再度ペアリングさせてみる - メス♀の熟成が不十分のため卵を産まない
⇒時間をおいてから再度産卵セット投入するか、産卵セットに入れたまま様子を見る - 産卵環境が合わない(マット・産卵材・温度・湿度など)
⇒マットや産卵材が合わない場合は、別のものに変更してみる。産卵する温度帯はクワガタの種類によって変わるので、現状産まないなら少し温度は変えてみる。湿度も同じ。
このような原因が考えられます。
クワガタの産卵は上記の条件が揃ってはじめて産卵します。
クワガタの産卵って思っていたより難しいんだね・・・
クワガタの中には、産卵が簡単なクワガタもいますし難しいクワガタもいるんです。
高額で販売されているクワガタは、繁殖が難しいとされているクワガタなので、初心者のうちは手を出さないようにしましょう。
逆に産卵がそれほど難しくないクワガタ(よく販売・流通しているクワガタ)を最初は挑戦してみてくださいね。
少しずつ経験を積み、繁殖が難しいクワガタに挑戦するのも面白いですよ!
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クワガタの卵や幼虫の管理方法
クワガタの卵を見つけた場合、管理はどうすればいいの?
産卵セットの割り出しを行い、成功すると卵や幼虫がいますよね。
その管理方法について紹介します。
卵や幼虫がいた場合、プリンカップに移します。
卵の管理方法
卵を見つけた場合は、まとめて1つのプリンカップに移します。
産卵で使ったマットを入れて管理することで、孵化(ふか)する確率が上がります。
孵化(ふか)したら個別に分けて管理します。
別な方法としては、プリンカップに水を加えたティッシュを入れて管理する方法です。
孵化(ふか)するまでティッシュで管理し、幼虫になったらそれぞれマットが入ったプリンカップに移していきます。
ティッシュで卵を管理する場合は、こまめに確認しよう!注意点は乾燥に気を付けること!
幼虫の管理方法
産卵セットを割り出しをすると、卵だけでなく孵化して幼虫になっている場合があります。
その場合は、はじめは小さいプリンカップ(85~220ml)へ移し、成長するごとに大きいプリンカップへ移していきます。
最初に使用するマットに関しては、できれば産卵の時に使ったマット、もしくは同じマットを入れてあげることで、亡くなるリスクを減らすことができます。
成長するごとに(2~3ヶ月程度)マットを新しいものに交換していきます。
成虫になるまで2、3回程度マット交換を行う場合が多いです。
幼虫が2令あたりになったらマットを栄養あるものに変更するなど、飼育者の腕の見せ所です。
うまくいけば大型のクワガタになる場合もありますよ!
より大きいクワガタを目指すのであれば、栄養が高いマットか菌糸を食べさせるといいでしょう!
クワガタは卵を何個産む‐まとめ
クワガタの卵は何個産む?や卵の見つけ方、管理方法などお伝えしてきました。
クワガタの卵は種類や環境によって産む数が異なりますが、筆者の感覚だと平均して大体20~30個程度を産むような感覚です。
卵を多く産むクワガタだと50~100個程度産むようですが、そんなに産まれても困ると思うので、そこはうまく調整しましょう。
クワガタは子供がだけでなく、大人もハマってしまう魅力がたっぷりなので、今回紹介した内容を実践しクワガタの繁殖を成功させてみてくださいね。
繁殖に成功できれば、夏の楽しみが増えますよー♪
ではでは、カブクワライフをお楽しみくださいませ。
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