クワガタの幼虫が大きくならないのはどうして?
クワガタ幼虫を飼育しているんだけど、全然大きくならないだよ。なんでかな?
その疑問に答えます。
クワガタの幼虫を飼い始めると、毎日気になってしまいますよね。
ボクも同じです!
結論から言うと、クワガタの幼虫は孵化の時期や種類によっても大きく変わってきます。
孵化から成虫までの期間が短いクワガタで約半年ほど、逆に期間が長いクワガタだと2~3年かかる種類もいるんですよ。
この記事では、その他の考えられる原因などを解説していきます。
ぜひチェックしてくださいね!
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- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
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クワガタの幼虫が大きくならない|原因とは?
羽化まで期間が長い種類かもしれないけど、心配になっちゃうよ。
いつまでたっても成長しないと心配になってしまいますよね。
ここからは、考えられる原因について解説していきます。
✓幼虫が大きくならない原因
- ストレスが関係しているかも
- 水分量が適切じゃない
- 病気の可能性がある
- マットが合っていない
- 適温じゃない
詳しく見ていきます。
ストレスが関係しているかも
クワガタに過度なストレスがかかっている可能性があります。
クワガタの幼虫を気にしすぎて、毎日ケースを
叩く
揺する
といったことはしていませんか?
あなたも「寝ている時」や「ご飯を食べている時」に叩かれたり、揺さぶられたりすると気分が悪いですよね。
クワガタも一緒なんですよ。
ましてや幼虫が、ケース越しに見えないからといって、毎回掘りおこすのは絶対ダメです!
水分量が適切じゃない
飼育マットが、乾燥している可能性があります。
クワガタは乾燥に弱いので、適度に加水をしてあげないと弱ってしまいます。
マットの表面が、乾燥していたら霧吹きで水分をあげましょう。
霧吹だとマットの表面にしか加水できないけど全体にしなくていいの?
全体的に水分を与えるのが理想ですが、ケース内には幼虫をがいるので、全体的には難しいです。
マットの表面にだけ霧吹きをしてあげれば、幼虫がマット内を動き回るのでいい感じに混ぜてくれますよ!
霧吹きだと効率が悪いから、ペットボトルでたくさん水をかけたほうがいいよね?
ペットボトルのように水が”ドバドバ”出るモノは避けましょう!
水分量が多すぎると呼吸ができなくなるので、適度に水分を与える必要があるんですよ!
個人の感覚ですが、マットを握って形が残るくらいの水分量がベストだと思います。
水分量は少なくても多くてもダメ!適度な水分量が大切!
病気の可能性がある
幼虫が病気にかかっている可能性がある。
✓代表的な病気
- ブヨブヨ病
- 黒点病
といった病気が考えられます。
ブヨブヨ病
幼虫の腹部が半透明になるのですぐにわかる病気です。
この病気にかかってしまうと、亡くなるまでは時間の問題です・・・
他の幼虫にも伝染する恐れがあるので、多頭飼育の場合には早め取り出してあげることが大切になります。
ハッキリとした原因はわかっていませんが、マットの状態が悪い場合や、水分量が多すぎることでかかることがあるようです。
黒点病
幼虫の腹部に黒い斑点が出てくる病気になります。
原因としては、カビ(メタジウム菌)の感染によるもの。一説には、遺伝もあると言われています。
こちらも現在のところは治療方法がありません。
もし、疑わしい幼虫がいた場合は、ぶよぶよ病同様に個別で管理するようにしましょう。
全滅する前に早期の発見が大事!
どちらの病気もハッキリとした原因がわかっていませんが、対策としては、マットを適度に交換をしてあげることが大切!
マットが合っていない
使用しているマットが合っていない。
基本的にはマットが合わないと、幼虫がマットの表面にあがってきますが、何らかの理由で上がってこないで中にいる可能性も考えられます。
病気などの心配がないようでしたら、マットの交換をしてみましょう。
場合によっては、マットの再発酵も考えられるので、その際はガス抜きをしマットを詰め直してあげてくださいね。
適温じゃない
クワガタの種類によって、飼育する温度帯が変わってきます。
可能性としては、適温よりも飼育環境が寒い場合は、成長が遅くなります。
ブリーダーでカブクワを大きき育てるために、あえて低温管理する方もいるくらい飼育温度は重要になります。
幼虫の期間が長いと、成虫になった時大きくなることがある!
飼育温度が低いと成長に時間がかかるよ!
基本的には幼虫であれば15℃~25℃の飼育温度であれば問題ない場合が多いですが、種類によって飼育温度が変わるので、詳しくは購入先に確認しましょう。
クワガタの幼虫が大きくならない|対策
クワガタの幼虫が大きくならない対策としては、
- そっと見守る
- 多頭飼育はできるだけさ避ける
- 状況に合わせてマット交換をする
- 飼育温度に気を付ける
といった4つの事を気を付けるしか対策としてはありません。
あとはカブクワの種類によっても変わってきますので、焦る必要がない場合が多いですよ。
例えば、「カブトムシは成長が早いのに、クワガタは全然大きくならない」なって事はよくある話しなので、気にしなくていいです。
幼虫の期間が長いもので2~3年ほど幼虫のままっていう種類もいますからねー
クワガタの幼虫が大きくならない|まとめ
クワガタの幼虫が大きくならないについて解説をしてきました。
今回紹介したことを確認しながら、幼虫を大切に育ててくださいね!
病気にかかった場合でも、無事に羽化するカブクワもいますので、あきらめずに頑張りましょう!
それでは、カブクワがいる生活を楽しんでくださいね!
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※夏や冬は温度管理が必要になります。
時期によってカブクワが少ない場合がありますのでご了承ください。
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