クワガタの寿命ってどれくらい?種類ごとに解説!長生きのコツも紹介
クワガタの寿命ってどれくらいなんだろう?知っておきたいな。
夏の風物詩でもあるクワガタやカブトムシですが、意外と寿命については知らない方も多くいるようです。
いざクワガタを飼い始めてから、
「寿命ってどのくらいなんだろう?」
「弱ってきた?寿命かな?」
「クワガタが亡くなったけど、育て方が悪かったのかな・・・」
といったことで悩む方も少なくありません。
クワガタの寿命を把握することで、飼育方法も変わってきます。
何よりクワガタが亡くなった時のショック度合いが違います。
寿命で亡くなったことがわかれば「ありがとう」という気持ちになりますが、原因がわからずにクワガタが死を迎えてしまうと「飼育方法に問題があったのかな?」といったように自分を責めてしまうこともあるはずです。
亡くなった原因がわからないと気持ちがモヤモヤするよね!
そうならないために、この記事ではクワガタの寿命や長生きのコツなどをお伝えしていきます
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
お近くの方は直接手渡しも可能ですので、ぜひご覧になってくださいね!
『ヤフオク!』でも出品していることがありますので、チェックしてみてください!
ご連絡はXのDMまたは、オンラインショップのお問い合わせからだと助かります。
クワガタの寿命を種類ごとに解説
クワガタって色んな種類がいるけど、種類によって寿命は変わるの?
クワガタは種類によって寿命の長さが変わります。
◇クワガタの寿命一覧
クワガタの種類 | おおよその寿命 |
---|---|
①オオクワガタ | 2~5年 |
②ヒラタクワガタ | 2~4年 |
③コクワガタ | 1~3年 |
④ノコギリクワガタ | 1~3ヶ月 |
⑤ミヤマクワガタ | 1~3ヶ月 |
上手に育てることができれば、上記で紹介した寿命よりも長生きすることもあります。
それぞれ詳しく見ていきます。
①オオクワガタ
クワガタの中でも人気が高いオオクワガタは、寿命が長く育てやすいことが特徴です。
上手に育てることができれば、5年ほど生きるオオクワガタもいます。
そんなオオクワガタですが、一昔前は『黒いダイヤ』と呼ばれるくらい高級なクワガタとして知られていました。
筆者の子供の頃は価格が高くて手が出せないイメージでした・・・
オオクワガタの大きい個体は30万円を超えるような価格で取引されていた記憶があります。
しかし、最近では飼育方法の確立やブリーダーの数が多くなってきたこともあり、価格が落ちついてきている印象です。
今となっては、ホームセンターでオオクワガタが並んでいることもめずらしくありません。
価格も数千円で♂♀ペアを購入することもできるほどお手頃な価格になってきています。
もし、クワガタの購入を悩んでいるようであれば、オオクワガタがおすすめ!
オオクワガタは高級なイメージのため、育てるのが難しいと思ってしまう方も少なくないはずです。
初心者にオオクワガタの飼育はハードルが高いんじゃないの?
実は初心者こそオオクワガタを飼育してほしいと思っていて、その理由としては、飼育のしやすさにあります。
オオクワガタは体が丈夫で、性格もおっとりとした性格のため滅多に挟まれることもありません。
そして、何よりも長生きするところが一番の魅力です。
オオクワガタを飼育することで、クワガタの魅力をきっとわかると思います!
筆者は、息子の影響でオオクワガタを飼育した結果・・・息子よりもクワガタにハマってしまいましたw
②ヒラタクワガタ
ヒラタクワガタの寿命は2~4年とオオクワガタ同様に長生きすることがあります。
ヒラタクワガタはペットショップやホームセンターなどで、見かけることも多く価格も♂♀ペアで数千円で購入できるため、比較的入手もしやすい種類になります。
オオクワガタとヒラタクワガタが似ていて違いがわからないんだけど・・・
オオクワガタとヒラタクワガタの違いは、大あごや口もと(頭楯-とうじゅん-)の形で見分けられます。
オオクワガタは内歯が1本大きく出ていますが、ヒラタクワガタの内歯は細かいギザギザになっていることや頭楯がVの字になっているのが特徴になります。
なるほど、大あごと口もとを見ればわかるんだね!
性格はオオクワガタと比べると、気性が荒く触ることを躊躇してしまうほどです。
見ていて面白いのはヒラタクワガタですが、飼育のしやすさでいえばオオクワガタに軍配があがります。
どちらも性格が異なるクワガタになるので飼育してみると面白いですよ!
③コクワガタ
コクワガタは採集でもっとも発見しやすいクワガタといえます。
寿命も1~3年ほどと長く、飼育を楽しむことができ、寒さや暑さに強いので飼育もしやすい種類になります。
コクワガタは文字通り小さいクワガタになりますが、大きいもので5㎝を超える成虫もいます。
性格は、憶病で人が近寄ると隠れてしまいます。
オオクワガタやヒラタクワガタよりも体が小さいため、子供が触ってもそこまで”怖い”という感覚になりません。
子供が初めて飼育する種類としてはおすすめできるクワガタでになります。
体が小さくても挟まれると痛いので、持つときは注意はしましょうね。
④ノコギリクワガタ
ノコギリクワガタはコクワガタ同様に、採集でよく見かけるクワガタになります。
寿命に関して、活動開始(エサを食べ始めてから)してから、一般的に3ヶ月くらいといわれています。
しかし、ノコギリクワガタが秋に羽化した場合はその冬は冬眠し、翌年の夏ごろに活動開始します。
実は、休眠期間を含めると1年ほど寿命があることになるんです。
クワガタは羽化して、活動開始するまでに休眠期間があるんですよ。
また、ノコギリクワガタは体の色や大あごの形に個体差があるため、とっても魅力的なクワガタで人気が高いです。
活動開始後の寿命は短いですが、繫殖させることで毎年楽しむこともできます。
ぜひ♂♀ペアで育てて繫殖をさせてみてはいかがでしょうか。
⑤ミヤマクワガタ
ミヤマクワガタは独特なフォルムが印象的ですよね。
頭のでっぱりがかっこよくファンも数多くいます。
寿命に関しては、ノコギリクワガタ同様に活動開始後(エサを食べ始めてから)約3ヶ月ほどになります。
採集をする場合は、標高が高くて涼しい場所に生息しているクワガタなので、地域によっては採集が難しい場合もあります。
ミヤマクワガタは暑さに弱いため、飼育する場合は温度管理に気を付けないといけません。
また、休眠期間が3~6ヶ月と長いため実際の寿命は1年ほどになります。
採集した場合や、お店で購入した場合はほとんどが活動開始しているので、寿命は短くなってしまいます。
もし繁殖をさせたい場合は、少し癖がある種類になので知識が必要になってきます。
初心者におすすめなクワガタは?
クワガタを初めて飼育するならどの種類がおすすめなの?
初めて飼育をするときは、丈夫な種類がおすすめ!
筆者がおすすめする種類は、
- オオクワガタ
- コクワガタ
オオクワガタやコクワガタがおすすめな理由としては、寿命が長く性格が穏やかなため飼育がしやすい点があります。
どこで入手できるの?
オオクワガタの入手先で採集はまず不可能に近いので、お店で購入することになります。
近くの専門店やホームセンター、ペットショップ、ネット販売などで探してみてくださいね。
逆にコクワガタの場合は、採集も可能です。
「採集は面倒」と思うなら、お店やネットで購入を検討しましょう!
クワガタを長く育てるコツ
クワガタをできるだけ長生きさせたいんだけどコツとかあるのかな?
クワガタを飼育していると誰しもが長生きを願うと思います。
クワガタを長生きをさせる方法として大切なことは、8つになります。
- 温度管理に気を付ける
- 乾燥は大敵
- 食べ物を厳選する
- 多頭飼育はダメ
- 交尾をさせない
- 暮らしやすい飼育環境にする
- 刺激を与えない
- 清潔に保つ
この8つに気を付ければクワガタはきっと長生きしてくれるはずです。
詳しくはこちらの記事にそれぞれの説明を記載していますので、ぜひ覧になってください!
クワガタの寿命ってどれくらい‐まとめ
クワガタの寿命について種類別に解説をしてきました。
飼いたい種類のクワガタやすでに飼育しているクワガタがいるのであれば、クワガタの寿命を把握することで育て方が変わってくると思います。
ぜひ今回の記事を参考に、クワガタライフを楽しんでみてくださいね!
もしカブトムシやクワガタの購入を考えているなら、ぜひ当ショップ『yakosei‐カブクワのお店‐』をのぞいていってくださいね!
たまに『ヤフオク!』でも出品しています。
カブトムシやクワガタを最近ペットショップやホームセンターで見かけることが多くなりました。
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※夏や冬は温度管理が必要になります。
時期によってカブクワが少ない場合がありますのでご了承ください。
現状はネット販売のみになりますが、近い方なら直接手渡しも可能です!
質問などあればお気軽にコメントやXのDMなどよりご連絡をください。
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