クワガタにおすすめのゼリーはこれ!失敗しないポイントや選び方

クワガタのゼリーってどんなものを選べばいいの?たくさんあってわからないよ…
クワガタを健康に育てるためには、栄養バランスのとれた昆虫ゼリーの選び方が重要です。
特に高タンパクゼリーは人気があり、多くの飼育者から支持されています。
この記事では「クワガタのおすすめゼリーは?」をテーマに、フジコンゼリーの評判やダイソーの昆虫ゼリーがおすすめできるかどうか、さらには昆虫ゼリーが土まみれにならない工夫や液だれしない製品の特徴も解説します。
ドラッグストアで買えるゼリーや、毎日交換すべきか何日おきがよいかといった疑問にもお答えし、「普通のゼリーで代用できるのか?」「昆虫ゼリーはクワガタムシによくないのか?」といった気になる点もわかりやすく説明していきますよ。
ぜひ最後まで読んでくださいね。
さっそくいってみましょう。
- クワガタに適したゼリーの選び方
- 高タンパクゼリーの特徴とメリット
- 市販ゼリーの比較と注意点
- ゼリーの管理や交換頻度のポイント
この記事を書いてる人

- 飼育種
■カブトムシ
ヘラクレス、サタン、ネプチューン、サンボンヅノなど(今後はカブトムシ系を拡大予定)
■クワガタ
メインは、ニジイロクワガタ、メタリフェルホソアカクワガタなど、色虫が基本好き - 飼育数
成虫・幼虫合わせて300匹以上、常時飼育中
茨城県日立市でカブクワのネット販売を行っています。
もし気になる生体などがおりましたら、お気軽にご連絡ください !
お問い合わせは、下記リンクよりお願いします。
クワガタにおすすめのゼリーを選ぶポイント

- 高タンパクゼリーが人気の理由とは
- フジコンのゼリーの評判をチェック
- ゼリーが土まみれになりにくい工夫
- 液だれしにくい昆虫ゼリーの特徴
- 昆虫ゼリーは毎日交換?何日おきが正解?
高タンパクゼリーが人気の理由とは

高タンパクゼリーは、クワガタの健康維持や繁殖に重要な栄養素をしっかり補えるため、多くの飼育者から選ばれています。

特に成虫のエネルギー補給や、産卵を控えたメスの体力維持には、たんぱく質が欠かせません。
一般的な昆虫ゼリーは糖分が中心ですが、高タンパクゼリーは糖分以外にも動物性・植物性のたんぱく質が配合されている点が大きな特徴です。
タンパク質が多く含まれているため、長寿や活発な活動をサポートし、繁殖成績の向上も期待できます。
例えば、ブリーダーの間ではKBファームの「プロゼリー」などの高タンパク製品が定番となっており、実績に裏付けられた信頼感も人気の理由の一つです。
ただし、気温や個体の体調によっては食いつきに差が出ることもあるため、様子を見ながら使い分けることが大切です。

フジコンのゼリーの評判をチェック


フジコンのゼリーをよく見るけど、どうなんだろう?
フジコンのゼリーは、手に入りやすさと扱いやすさで一定の評価を得ている商品です。
ペットショップやホームセンターなどで取り扱いが多く、初めての飼育者でも入手しやすい点が魅力です。
実際の利用者からは、
「価格が手頃」
「カップがしっかりしていて液だれしにくい」
といった声が多く見られます。
そのため、大量に使う繁殖シーズンなどにはコストパフォーマンスの高さが評価されがちです。
ただし、シリーズによってはたんぱく質含有量が少なめのものもあるため、栄養面を重視する場合は注意が必要です。
例えば、成虫の産卵や長生きを目的とする飼育では、高タンパクタイプの別製品と併用する工夫も求められます。

筆者も、実はフジコンの『ドルクスゼリー』と『プロゼリー』を使い分けています!
このように、フジコンのゼリーはコスト・入手性・基本性能のバランスが良いため、使い方を工夫すれば十分に役立つアイテムといえるでしょう。
ゼリーが土まみれになりにくい工夫

クワガタ飼育でよくある悩みの一つが、ゼリーがすぐに土まみれになってしまうことです。
ゼリーに土がつくと、クワガタがうまく食べられなかったり、ゼリー自体が傷みやすくなったりするため、衛生面や管理の手間にも影響します。
この問題を防ぐためには、ゼリーを設置する場所や器具にひと工夫加えることが効果的です。
例えば、「ゼリーカッター」や「エサ皿」といった専用の容器を使うと、ゼリーが床材に直接触れないため、土汚れを大幅に軽減できます。
また、ゼリーをケースの中央ではなく、壁側や登れる木の上など、クワガタが動きやすい場所に配置するのも有効です。
ゼリーのカップ形状にも、大きく分けて2種類あります。
- 画像、左にあるゼリーが『通常タイプ』
- 画像、右のゼリーが『ワイドカップ』


カブクワのオスは、通常タイプのゼリーではアゴが引っかかり倒してしまうことがありますが、ワイドカップタイプのゼリーを使うことで、ひっくり返しにくくなります。
さらに、床材を細かいチップ状のものから粗めのものに変えることで、ゼリー周辺への土の飛び散りを減らせる場合もあります。
このように、小さな工夫の積み重ねでゼリーの清潔さを保ちやすくなります。

液だれしにくい昆虫ゼリーの特徴


ゼリーが垂れて、飼育ケースがすぐに汚れちゃうんだけど…
これって、普通のこと?
液だれしにくい昆虫ゼリーは、クワガタやカブトムシの飼育環境を清潔に保つために重宝されています。
こうしたトラブルを避けるためには、ゼリー自体の性質が重要です。
液だれしにくいゼリーの特徴としてまず挙げられるのが、硬めのゼリー設計です。
柔らかすぎると、昆虫が食べたときにゼリーが崩れやすく、中身が飛び散ってしまうことがあります。
反対に、ある程度の弾力があるものは形を保ちやすく、食べた際にも飛び出しにくくなっています。
高品質なゼリーは水分と固形分のバランスが適切に設計されているため、温度変化や衝撃にも強く、溶け出しにくい性質があります。
バランスが適切なゼリーは、気温が高い夏場でもゼリーが崩れにくく、清掃の手間も軽減されます。
このような特徴を持つゼリーを選ぶことで、昆虫も安心して食べることができ、飼育者にとっても管理がしやすくなるでしょう。
液だれしないゼリーは、見た目以上にメリットの多い飼育アイテムの一つです。
昆虫ゼリーは毎日交換?何日おきが正解?

昆虫ゼリーの交換頻度は、環境やクワガタの活動状況に応じて柔軟に調整することが大切です。
目安としては「2~3日おき」が一般的ですが、状況によっては毎日交換した方が良い場合もあります。
例えば、夏場のように気温が高い季節にはゼリーが傷みやすく、臭いやカビが発生しやすいため、こまめな交換が必要になります。
一方で、気温が低い時期やクワガタがあまり活動しない期間は、ゼリーの消費も少ないため、少し間隔を空けても問題ありません。
もしも、ゼリーが途中で乾燥して硬くなっているようであれば、たとえ残っていても新しいものに取り替えるのが良いでしょう。

筆者の経験では高品質のゼリーほど栄養価が高く、早くカビが生えるように感じます。
このように、「何日おき」と決めつけるのではなく、ゼリーの状態と環境を見ながら適切なタイミングで交換することが理想的です。

クワガタにおすすめのゼリーを徹底比較

- ダイソーの昆虫ゼリーはおすすめできる?
- 昆虫ゼリーはドラッグストアでも買える?
- 普通のゼリーで代用できるのか?
- 昆虫ゼリーはクワガタに悪影響があるって本当?
- KBファームのプロゼリーが選ばれる理由
ダイソーの昆虫ゼリーはおすすめできる?

ダイソーの昆虫ゼリーは、手軽に購入できるという点では便利ですが、クワガタ飼育においては注意が必要です。
ダイソーと言えば、何と言っても価格の安さと入手のしやすさは大きなメリットではないでしょうか。
また、種類によっては果汁感があり、クワガタがよく食べるという声もあります。
ただし、成分面で見ると高たんぱくタイプではないものが多く、繁殖期や体力が必要な時期には物足りなさを感じるかもしれません。
保存料や香料が強めに使われている商品もあるため、長期的な健康管理を重視するなら、専用の高品質ゼリーと比較検討するべきです。
ダイソーのゼリーは一時的な補助や予備としては使えますが、主食として常用するなら、栄養価の高い専用ゼリーを選ぶ方が安心です。

カブクワに長生きしてほしいと考えるなら、やっぱり高品質なゼリーがおすすめです!
昆虫ゼリーはドラッグストアでも買える?

昆虫ゼリーは一部のドラッグストアでも取り扱いがありますが、店舗によって品揃えにはばらつきがあります。
夏の昆虫シーズンには、子ども向けの飼育用品コーナーに並ぶこともありますが、種類は限られたものにとどまることが多いです。
このときに販売されているゼリーは、比較的安価で手に取りやすいものが多く、一般的な糖分補給を目的としたスタンダードタイプが中心です。
高たんぱくタイプや液だれ防止機能など、機能性の高い製品はあまり見かけません。
いざ必要になったときに買えない、という事態を防ぐためにも、事前のチェックをおすすめします。
普通のゼリーで代用できるのか?

クワガタに与えるゼリーとして、一般的な人間用のゼリーで代用するのは避けた方が無難です。
一見似ているように見えても、栄養バランスや安全性に大きな違いがあります。
人間用のゼリーには、人工甘味料や酸味料、保存料といった昆虫にとって不要または有害な成分が含まれていることがあります。
香料や着色料などは、クワガタの消化に負担をかけてしまう可能性があるため注意が必要です。
また、たんぱく質の量も足りず、成虫の体力維持や繁殖には十分な栄養を補えない可能性も…
さらに、容器の形状も昆虫向けに設計されていないため、食べづらくひっくり返しやすいといった問題も出てきます。
このように、見た目が似ていても、用途が異なる以上は専用の昆虫ゼリーを使うのが安心です。

昆虫ゼリーはクワガタに悪影響があるって本当?
「昆虫ゼリーがクワガタに悪影響を与える」という意見もありますが、基本的に市販の昆虫ゼリーはクワガタの栄養補給を目的に作られており、安全に使用できます。
問題が発生するとすれば、それはゼリーの選び方や管理方法に原因があるケースが多いです。
例えば、長期間交換せずに放置されたゼリーは腐敗やカビが生じやすく、これがクワガタの健康を損なう要因となる可能性があります。
品質の低いゼリーを長期間与え続けると、必要な栄養が不足し、寿命や繁殖能力に影響が出ることもあります。
一方で、たんぱく質やビタミンを適切に配合したゼリーを清潔に管理すれば、むしろクワガタの健康維持にとってプラスに働きます。
つまり、ゼリー自体が悪いのではなく、その使い方次第で良くも悪くもなるということです。

KBファームのプロゼリーが選ばれる理由

KBファームのプロゼリーは、クワガタ飼育において多くの飼育者から支持されている信頼性の高い製品です。

ブリードしている人は、まず知らない人はいない商品です!
その理由は、栄養価・使い勝手・安全性の3点に集約されます。
まず、プロゼリーは高たんぱくで栄養バランスに優れており、クワガタの体力維持や繁殖時のエネルギー補給に最適です。
特に産卵を控えたメスには、たんぱく質が多く含まれるゼリーが重要とされており、プロゼリーはそのニーズにしっかり応えています。
次に、ゼリーの硬さや形状も考慮されていて、クワガタが食べやすく、飼育ケース内で液だれやベタつきが少ない点も評価されています。
さらに、安全面にも配慮されています。
余計な香料や添加物が抑えられており、長期間与えてもクワガタに悪影響を与えにくい設計となっています。
このような理由から、プロゼリーは初心者からベテラン飼育者まで幅広く選ばれているのです。
品質重視で選ぶなら、まず候補に入れたいゼリーのひとつと言えるでしょう。

クワガタのおすすめゼリーの選び方|まとめ
記事のポイントをまとめます。
- 高タンパクゼリーは健康維持と繁殖に効果的
- 成虫の体力維持にはたんぱく質配合が重要
- ブリーダーに人気の製品は信頼性が高い
- フジコンのゼリーは手頃で入手しやすい
- ゼリーの硬さが液だれ防止に役立つ
- 専用容器を使うと土まみれを防ぎやすい
- 床材の工夫でゼリーの汚れを軽減できる
- 交換頻度は季節や活動量に応じて調整が必要
- 夏場はゼリーの劣化が早くこまめな交換が安心
- ドラッグストアのゼリーは種類が限られる
- 一般のゼリーは成分が合わず代用に向かない
- 品質の低いゼリーは栄養不足を招くおそれあり
- 添加物の少ない製品が安全性に優れる
- ダイソー製は応急用としては使える
- プロゼリーは高栄養・高機能で安定した人気がある
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