【完全版】ニジイロクワガタの飼育方法まとめ!幼虫から成虫飼育
ニジイロクワガタの飼育方法が知りたい!
ニジイロクワガタの飼育方法を幼虫~成虫まで、そして産卵方法についてもお伝えしていきます。
この記事さえ読んでおけば、ニジイロクワガタの飼育で困ることないはずです。
今回の記事は、ニジイロクワガタの飼育方法がわからない方に読んでいただきたい内容になっています。
具体的な内容としては…
- ニジイロクワガタの幼虫飼育
- ニジイロクワガタの成虫飼育
- ニジイロクワガタの産卵セットの組み方
この内容でお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
さっそく行ってみましょう。
この記事を書いてる人
- 飼育種
⇒国産・外国産カブトムシ各種、ホソアカクワガタ各種、ノコギリクワガタ各種、タランドゥスオオツヤクワガタ、国産オオクワガタなど国産から外国産まで数多く飼育しています。 - 飼育数
⇒成虫・幼虫合わせて300匹以上を常時飼育中
茨城県日立市でクワガタの販売を行っています。
お近くの方は直接手渡しも可能ですので、ぜひご覧になってくださいね!
『ヤフオク!』でも出品していることがありますので、チェックしてみてください!
ご連絡はXのDMまたは、オンラインショップのお問い合わせからだと助かります。
ニジイロクワガタを飼育するための温度管理について
ニジイロクワガタって何度くらいで管理すればいいのかな?
ニジイロクワガタを飼育する上で、温度管理は必須になります。
これはニジイロクワガタだけでなく、他のカブトムシやクワガタムシにも言えることです!
ニジイロクワガタを飼育する上で、一番ベストな温度は23~26℃になります。
可能であれば、上記の温度で管理をしましょう。
ですが、温度管理ができない場合もあると思います。
温度は、最低でも15℃以上、最高でも30℃以下の環境で飼育しましょう。
ただし、寒すぎるもしくは、暑すぎる環境での飼育はニジイロクワガタの寿命を短くしてしまう恐れがあるので、できれば23~26℃のベストな環境で飼育することが望ましいでしょう。
温度管理については、こちらの記事で詳しく解説しています↓↓
ニジイロクワガタの幼虫飼育
ニジイロクワガタの幼虫の飼育方法をお伝えします。
幼虫飼育に必要なアイテム
ニジイロクワガタの幼虫飼育に必要な用品
ここまでそろえる必要はありませんが、最低でも①~③までは揃えましょう。
④~⑥はできればあったほうがいい飼育用品です。
幼虫飼育
まずは、ニジイロクワガタの幼虫を入手します。
最近ではホームセンターやペットショップなどで、ニジイロクワガタを見かけることが多くなってきていますね。
幼虫を入手した場合は、ほとんどがプリンカップに入って売られていると思います。
これだと狭すぎるので、クリアボトルに移し替えていきます。
クリアボトルには事前に発酵マットを詰めておきましょう!
発酵マットの詰め方はこちらの記事をご覧ください↓↓
ニジイロクワガタの幼虫期間は、半年~1年になります。
飼育している環境の温度や、オスメスによっても羽化時期は変わってきます。
その間、マット交換は1~2回する必要があり、状況によって変わりますが、目安としては3ヶ月~5ヶ月で交換をします。
ただし、蛹室(ようしつ)を作り始めたら、マット交換は控えましょう。
上記画像が蛹室の画像です。
マットの中に空間を作っている状態で、周りが少し湿っているような状態であれば蛹室の可能性大。
蛹室を作っていれば、羽化まで待つのみです。
ここから、羽化までは1ヶ月半~2ヶ月ほどかかる場合が多いです。
ニジイロクワガタの成虫飼育
ここからは、ニジイロクワガタの成虫飼育について見ていきましょう。
成虫飼育に必要なアイテム
ニジイロクワガタの成虫管理に必要な飼育用品
成虫管理には、上記の飼育用品が必要になります。
ゼリースプリッターって何?聞いたことないんだけど…
ゼリースプリッターは、昆虫ゼリーをカップごと半分するアイテムになります。
これは絶対購入をしたほうがいい商品です。
もし、ゼリースプリッターが気になる方はこちらの記事に詳しく書いていますのでご覧ください↓↓
成虫飼育(休眠期間)
ニジイロクワガタが羽化をしたこと確認が出来たら掘り出しを行うか、自力でマット表面に上がってくるのを待ちます。
羽化したての場合は、体が固まっていないため、かなりやわらかい状態です。
もし、すぐに掘り出す場合には、スプーンを使い優しく行いましょう。
ニジイロクワガタガタを羽化してすぐに掘り出した際には、休眠期間があります。
この状態では、ゼリーを食べません。
外見は成虫でも、体の中身ができていないため、しばらく休む必要があります。
休眠期間中は、プリンカップに水で湿らせたテッシュや水苔(みずごけ)を敷いたところに、ニジイロクワガタをいれ管理します。
プリンカップには必ず空気穴をあけましょう!
乾燥に気を付けながら管理し、1ヶ月程度で活動する場合が多いです。
活動開始の合図としては、動き回るようになるため、入れていたテッシュが粉々になっていたり、体の中にたまっていた水分(排泄物)を排出するのでプリンカップが汚れます。
ここではじめてゼリーを与えましょう!
自力でマット表面に上がっていた場合は、休眠期間が終わり、活動を開始しているので、ゼリーをすぐに与えましょう!
休眠期間ついてさらに詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください↓↓
成虫管理
ニジイロクワガタがゼリーを食べ始めたら、いよいよ成虫飼育です!
飼育ケースにマット(広葉樹や針葉樹、水苔など)を敷き詰め、転倒防止材やゼリーを入れて管理をしていきます。
マットに関しては、飼育者によってことなりますが、筆者は針葉樹マットか水苔をおすすめしています。
その他の成虫管理としては、ゼリー交換や、マットが汚れたら取り替える作業になります。
ゼリー交換の頻度は、夏の間は2~3日、冬の間は1週間程度で交換します。(様子を見ながら与えてください)
飼育ケース掃除は、排泄物やゼリーなどでべちゃべちゃになったタイミングで交換をしていきます。
大体2週間に一度くらいの頻度で行うといいでしょう!
上手に飼育することが出来れば、寿命は1年半~2年ほど生きしますので、飼育を長く楽しめます!
ニジイロクワガタの産卵について
ニジイロクワガタの産卵について解説をしていきます。
ニジイロクワガタは、産卵のコツを掴めば難しくない種類になります。
まずは、ニジイロクワガタのゼリーを食べ始めた(後食済み)オスとメスを用意し、一緒の飼育ケースに入れ1週間~10日ほど同居させます。
産卵セットの組み方は、こちらの記事をご覧ください↓↓
そのまま1ヶ月ほどゼリーを交換しながら待ちましょう。
そうすると、飼育ケースの側面に卵や幼虫を確認できるはずです。
卵の管理方法などはこちらの記事をご覧ください↓↓
もし、卵を産んでいない場合には、再度ペアリング(交尾)をさせ産卵セットに投入してみてください。
まとめ
ニジイロクワガタの飼育方法を網羅的に解説をしてきました。
少し長文になってしまいましたが、今回の記事を参考にしていただければ、ニジイロクワガタの飼育は困らないはずです。
ニジイロクワガタの飼育を楽しんでくださいね!
併せて読みたい記事↓↓
コメント